■ 第10回日本庭園協会賞 ■

 平成4年に制定した日本庭園協会賞の、平成23年の受賞者について、平成23年2月17日に開いた日本庭園協会賞選考委員会(委員長・龍居竹之介、副委員長・金子直作、委員・青木美樹子、石川昇造、鈴木直衛、廣瀬慶寛、山田昌次)で決定をみた。受賞者と受賞理由は下記の通り。表彰は平成23年3月11日の総会の席上で行い、賞状と記念品を贈る。

【受賞者】

                       
◆ 小 泉 隆 一 (こいずみ りゅういち)氏
東北支部発足時から役員として活動の要となり、
後継者育成につくす一方、伝統的な趣を加味した
多くの作品を生んだ業績に対して
◇昭和32年(1957) 5月24日  生まれ
(有)庭泉主催 (田村市船引町)
東北支部役員
◆ 廣 瀬 辰 臣 (ひろせ たつおみ)氏
伝統的技術を基礎とした作庭活動に成果をあげると同時に
千葉県支部の事業に寄与
特に若手育成に実をあげた業績に対して
◇昭和27年(1952) 7月29日  生まれ
(有)廣瀬造園主催 (香取市谷中)
千葉県支部役員
◆ 越 智 将 人 (おち まさと)氏
伝統と現代性を融合させた独自の作品を生むとともに
各地で積極的に個展を開催し後進を指導した業績に対して
◇昭和33年(1958) 10月16日  生まれ
(有)創造園主催 (今治市朝倉)

【選考経過】

 これまでと同様に、常務理事会を中核とする選考委員会を組織して進めたが、本年からは理事、支部長からの意見もふまえ50歳代の本協会会員を対象とすることを基本に、作品活動、調査活動、啓蒙活動、本協会に対する業績などの諸成果を中心に選考。この結果、現代庭園の創作および古庭園修復などで実績をあげた上、後進への熱心な指導、ならびに支部活動への寄与も大きい上記の3氏が最終候補に絞られた。さらに慎重な審議を進めた結果、その業績が十分、協会賞に値するものと認められ、全選考委員の賛同を得て3氏の受賞が決定した。